共同通信配信記事 2007年4月9日付

論文引用国内トップは東大
米社がランキング発表


米国の学術情報会社トムソンコーポレーションは9日、引用される回数が多い論文を発表した日本の研究機関のランキングを発表した。

国内トップは東大で、世界の約3500機関の中では13位。2位は京大(世界30位)、3位は大阪大(同34位)で、東北大(同70位)、名古屋大(同99位)と続く。

分野別で日本の研究機関が世界の5位以内に入ったのは4分野。材料科学で東北大(世界3位)と茨城県つくば市の産業技術総合研究所(同5位)、化学で京大(同4位)と東大(同5位)、物理学で東大(同2位)、生物学・生化学で東大(同5位)が入った。

同社は、1996−2006年に発表された論文について引用回数を調査した。