『福井新聞』2007年4月2日付

法人化県立大スタート 理事会が中期計画決定


1日に法人化した県立大は2日、理事会を開き、公立大学法人として実質的なスタートを切った。理事会では、今後6年間の大学運営の具体的指針となる中期計画を決定。近く知事に認可申請する。

永平寺町の同大福井キャンパスで午前に開かれた第1回理事会では、石井佳治理事長が理事らを前に「大学法人の最高意思決定機関として、皆さんの指導と協力で進めていきたい」とあいさつ。理事会のほか、理事長をトップとする「経営審議会」、学長、学部長らで組織する「教育研究審議会」の運営に関する規定を決めた。

引き続き両審議会が初会合を開き、中期計画案を承認。午後の第2回理事会で決定した。