『IBCニュース』2007年4月2日付

岩大で410人の辞令交付式


岩手大学で、学校が始まって以来という大規模な辞令交付式が行われた。教員の所属する組織が「学部」から「学系」に変わったためで、400人以上の全教員が対象となった。

今日は岩手大学の平山健一学長が400人を超す教員1人1人に辞令を手渡した。人数が多いため、数十人ごとに入れ替わり立ち代わりの辞令交付。岩手大学では、これまで学部ごとの所属だった教員の組織を再編し、社会科学系、教育学系など11の学系を設けた。学部そのものはそのままだが、この11学系を1つの教員所属組織とすることで、学部の枠を越えて教鞭をとることができるようになる。また学校教育法が改正されたため助教授は准教授、助手は助教へと肩書きも変わった。岩手大学では新たな体制の下、地域に根ざした教育・研究活動を目指したいとしている。