『日経プレスリリース』2007年2月19日付

豊田通商、名古屋大学と「産学連携に関する協定書」を締結


名古屋大学と豊田通商が産学連携協定を締結


名古屋大学(以下 名大、本部:名古屋市、総長:平野眞一)と豊田通商株式会社(以下 豊田通商、本社:名古屋市、社長 清水順三)は、「産学連携に関する協定書」を締結しました。

<連携目的・経緯>

名大は、既に02年に、企業が大学の研究成果を使用可能な体制を構築すべく「産学官連携推進本部」を立ち上げ、産学官の連携促進を図っています。

一方、豊田通商は新規事業創出・育成の仕組みとしてアイプログラムを進めています。アイプログラムとは、豊田通商の営業部や取引先の現場にある課題を抽出し、解決方法・技術を事業へ育成する仕組み。このプログラムを進めるにあたり、学術的意見の入手先や共同検討・研究先を必要としていました。

名大と豊田通商は、従来より、名大部局と個別の分野で共同検討・研究等を行なってきましたが、より多くの学部・部署との多面的な体制を作ることが必要との認識を持っておりました。

今般の連携協定締結により、名大産学官連携推進本部と直接かつ定期的な窓口を持つことができ、学術的意見活用の幅が一層広がると考えます。豊田通商は「モノづくり」において、長い伝統をもつトヨタグループの1社として中部地区に確固たる基盤を有しております。今回の名大との産学連携締結によって、より一層の当地域発展への貢献を目指してまいります。