『毎日新聞』群馬版2007年2月14日付

官学連携:桐生市と群馬大、包括協定を締結 産業、教育などで


桐生市と群馬大学は13日、県内初となる連携・協力に関する包括協定を結んだ。産業、教育、文化、学術、医療などさまざまな分野で、双方の連携・協力を図る。

これまで同市と同大工学部との間では「産学官協同研究」の実績がある。今回の包括協定については、同市が同大に協力関係の拡大を申し入れていた。記者会見で鈴木守学長は「桐生市所在の工学部を中心に既に90年間の連携実績があるが、さらに連携を強化して相互のランクアップを図りたい」と抱負を述べた。大沢善隆市長は「地域と地元産業の負託に応えられる体制づくりを目指したい」と語った。【塚本英夫】