『毎日新聞』2007年2月7日付

教員養成:大学で6年制に延長 民主党が法案提出へ


民主党は7日、教育基本問題調査会の会合を国会内で開き、政府が今国会に提出予定の教育関連3法案のうち教員免許を更新制にする教員免許法改正案の対案として、大学の教員養成課程を現行の4年制から6年制に延長する法案を提出する方針を決めた。教員の能力向上のため修士課程を必修とするもので、すでに免許を取得している教員には専門大学院での研修を義務付けることなども盛り込む。免許更新制の導入には日教組が反対しており、民主党内も反対論が根強い。ただ、同日の会合では、政府の改正案に反対するかどうかの結論は先送りした。