『日刊工業新聞』2007年1月12日付

愛知県農業試験場、名大と研究協力19日に協定締結


愛知県農業総合試験場は10日、名古屋大学生命農学研究科と研究協力の協定を19日に結ぶと発表した。両者の研究資源を生かした共同研究を進め、同県内の農業の振興につなげる。具体的には、稲の害虫に抵抗力を持つ遺伝子発現の仕組み、高耐湿性の小麦の品種発現の仕組みを解明し、品種改良や新品種開発につなげる。また水田における環境負荷物質低減方法や微生物生態なども取り上げる。4月以降、これらをテーマに共同研究を始める。