『日刊工業新聞』2007年1月1日付

香川大など、日本酒「さぬきよいまい」を開発


香川大学は県農業試験所、県農業協同組合、県酒造協同組合と共同で、日本酒「さぬきよいまい」を開発した。県内で広く酒造りに使われる原料米「オオセト」と高級品種の「山田錦」を香川大が交配、県や農協が育成を進めていた。醸造は県内の酒造業4社が担当し、一升瓶換算で9000本が仕込まれており、3月から順次出荷される。「まろやかで含みのある味わい」だとか。

昨年の作付面積は約2・7ヘクタールだったが、県の計画では将来的に60ヘクタールまで増やし、「さぬきよいまい」を香川県を代表する地酒に育てたい考えだ。