『日刊工業新聞』2006年12月30日付

愛媛大、パナソニック四国エレと医療部門の研究連携で協定


愛媛大学はパナソニック四国エレクトロニクス(愛媛県東温市、千葉富泰社長、089・966・1260)と研究連携に関する推進協定を結んだ。企業のニーズを生かした実用化につながる学術研究で、地域社会の振興を図る。ヘルスケア・メディカルなどの医療部門で協力する。連携期間は09年3月31日までの3年間。

医学部を中心に血糖値測定システム、超音波診断装置、補聴器の医療機器の開発やアンチエイジング(坑老化、坑加齢)分野などで共同研究や委託研究し、研究連携会議を開催して研究者間の交流を図る。医療機器の電子デバイス分野で工学部との連携も進める。

愛媛大と企業との連携協定は6例目。パナソニック四国エレクトロニクスは松下電器産業の全額出資子会社。