『京都新聞』2006年12月22日付

2研究科に修士課程新設
京都府立医大が来春


京都府立医科大は20日、来春に開設する大学院医学研究科、保健看護研究科
の修士課程の概要について発表した。

新設する医学研究科修士課程は定員10人で、医学部以外の薬学や工学、理学、
農学部などを卒業した学生が対象。医学の知識を持つ研究者や専門家を養成す
る。京都工芸繊維大、府立大との3大学連携の一環として、両大学の教員3人も
非常勤で講義を担当する。

同大学医学研究科には現在、医学部(6年)を卒業した学生を対象にした博士課
程(4年、定員70人)がある。修士課程の設置は、全国の医学系公立大(8大学)
の中では、横浜市立大、大阪市立大、和歌山県立医科大に次いで4番目。

また、保健看護研究科修士課程は定員6人。府立大の教員も講義を担当する。

募集要項などの問い合わせは、学生課TEL075(251)5227。