http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/18/12/06121501.htm

我が国の研究活動の実態に関する調査報告(平成17年度)概要

平成18年12月
文部科学省 科学技術・学術政策局

平成17年度「我が国の研究活動の実態に関する調査報告」について
平成18年12月19日

1. 調査の目的

我が国の研究活動の実態を把握するため、毎年度、研究者に対し特定のテーマ
に関する意識調査を行い、科学技術政策の立案、推進に資することを目的として
いる(昭和63年度から毎年度実施)。
(なお、今回の調査結果の一部は、既に平成18年版「科学技術白書」において公
表済み。)

2. 調査方法等

調査対象:  産学官の研究者2,000名(民間企業50パーセント、大学等30パーセ
ント、公的研究機関等15パーセント、その他5パーセント)。
 科学技術振興機構(JST)の提供する論文データベースをもとに上記割合で無作
為抽出。
調査方法:  対象研究者に調査票を郵送し、記入後、郵送により回収。
実施時期:  平成18年2月〜3月
有効回答者数:  1,024名(民間企業402名、大学等364名、公的研究機関等175
名、その他83名)
※ 有効回答者数は、平成18年版科学技術白書において公表済みの一部調査結
果(中間集計)では1,025名としていたが、全調査データを最終的に検証した結果1,024
名となった。
有効回答率:  51.2パーセント

主な調査項目:

(1) 研究人材
若手研究者の能力とその向上のための取組
外国人研究者・女性研究者が少ない理由
科学技術を支える様々な人材の不足感と研究職以外に興味のある職種
人材確保のために関係者・関係機関に期待すること
研究活動以外の補助的業務の負担感
少子高齢化の科学技術人材への影響と競争力を保つための取組

(2) 社会との関わり
一般国民を対象とした双方向的なPR・コミュニケーション活動の実施
研究テーマの選定に際して考慮する点・重視すべきニーズ
科学技術の発展による社会への影響

(3) 理解増進
青少年が科学技術に興味をもつために重要なこと
研究者という道を選んだ理由
研究者という道に進む際に影響を与えた人物や事柄
小・中・高校生の頃の理数系科目の好き嫌いと成績
子どもに研究者になって欲しいと思うか

3. 本報告書に関する問い合わせ先

文部科学省科学技術学術政策局調査調整課
課長 有松 育子
電話: 03-6734-4013(直通)
(担当:箕作 E-mail:mitsukur@mext.go.jp)