『毎日新聞』岡山版2006年12月17日付

みにニュース:県高教組が改正教育基本法に抗議声明


県高教組は16日、成立した改正教育基本法への抗議声明を発表した。同法は
15日の参院本会議で自民、公明の与党の賛成多数で可決した。声明では、
「国を愛する態度」を強制することになり憲法19条に定める「内心の自由」
を侵す▽「やらせ」のタウンミーティングやいじめ問題など、山積する問題を
置き去りにしたまま法案を強行採決したことは許されない▽改悪教育基本法の
具体化を許さず、教育を国民の手に取り戻す−−などと主張している。県高教
組は「(改正教育基本法の成立は)憲法改悪のための布石であり、今後も現行
の教育基本法の理念を実践していく」と話している。