『北海道新聞』2006年12月14日付

教育基本法「改悪反対」 2000人が集会 連合北海道


連合北海道(渡部俊弘会長)は十四日、二千人規模の「教育基本法改悪反対緊
急集会」を札幌・大通公園で開き、参院本会議での強行採決阻止と廃案を訴えた。

冒頭、渡部会長や北教組の小関顕太郎書記長は、タウンミーティングのやらせ問
題などに触れ「法案自体が偽装だ」と政府与党の姿勢を批判。「基本法を急いで
“改正”する必要はまったくない」「たとえ参院本会議で強行採決されても、基本法
を作り直させるために取り組んでいく」などと訴えた。

集会では、「広範な国民論議も社会合意もなく、(参院特別委で)強行採決した暴
挙に抗議するとともに、法案の撤回を求める」とするアピールを採択。大通公園か
ら札幌駅前通、道庁までの約一・五キロをデモ行進した。