東京海洋大学職員有志は,教育基本法改正案に反対します


 現在,政府・与党は,改正の必要性も示せないまま,教育基本法改正案を拙
速かつ強 行に成立させようとしています.この改正案は非常に問題点が多く,
とりわけ次の2 点が重大です.

1)現行法での「国民のための教育」から「国家のための教育」への転換
2)現行法で保証されている「教育の国家介入からの独立」から「国家の教育への介
入」を法的に保証するという転換

 このように,最も重要な点について180度転換した,教育の在り方を根本
から覆す 非常に危険な法案となっています.

 私たちは,教育・学問について社会的責任を有する大学人として,先の全国
大学高専 教職員組合の反対アピール(11月15日)を支持し,本改正案に断固と
して反対しま す.

2006年12月7日

東京海洋大学職員有志一同  現在まで,計40名