『毎日新聞』2006年12月7日付 弘前大:保健学研究科に博士課程 大学院に07年度創設 /青森 弘前大は6日、07年度から大学院保健学研究科に博士課程を創設すると発表 した。看護・リハビリ分野と医療生命科学分野における研究者と実務家の養成 が狙い。県内で保健学の博士課程を持つ教育機関は県立保健大(青森市)に 続き2例目となる。 佐藤敬医学部長らによると、1学年の定員は9人。社会人学生も受け入れるた め、夜間や土・日曜も授業を行う。本町キャンパス(弘前市本町)での講義の他、 八戸サテライト(八戸市一番町)で双方向型テレビ授業を実施する。対馬均・同 学部保健学科長は「医学科や付属病院と連携を深め、保健医療分野の教育に 力を入れたい」としている。 募集要項は弘大保健学科で配付中。入試は来年1月20日で、合格発表は2月 2日。問い合わせ先は保健学科学務担当(0172・39・5911、5913)。 保健学科は01年度、弘大の医療技術短大部と教育学部の一部を再編して発足。 05年度には大学院の修士課程が設置された。【太田圭介】 |