『日本海新聞』2006年11月28日付

教育基本法改正反対キャラバンが鳥取県入り


日教組が全国で展開中の「教育基本法改悪阻止!」と題した全国キャラバンの
キャラバン旗が二十七日、鳥取県入りし、鳥取市尚徳町の県民文化会館前広場
で鳥取県教組、県高教組の職員らが出発式を行った。この日から三日間、組合
員が街宣車に乗り込み、県内各地区でビラを配布するなどして教育基本法改正
反対を訴える。

出発式では、県高教組の福田幸夫委員長が「第二の憲法である教育基本法は、
権力を持つ人が暴走しないように国民が足かせをかけるものだが、このままでは
国の都合の良いものにされてしまう」と主張。

県教組東部支部の細砂直書記長が「野党欠席のまま数の暴挙で採決されたこと
を徹底的に糾弾し、廃案になるまで戦う」と決意表明した。

二十八日は中部地区、二十九日は西部地区を回り、二十九日に島根県に引き継
ぐ予定。