『沖縄タイムス』2006年11月21日付

両教組「現行教基法堅持を」


沖教組(大浜敏夫委員長)と高教組(松田寛委員長)は二十日、那覇市の県民
広場で「教育基本法改悪反対キャラバン行動」の出発式を開いた。三グループ
に分かれ二十一日までに本島を一周し、現行教育基本法の堅持を訴える。

同行動は全国の教職員組合がリレー方式で行う。同日、南端の沖縄県と北端
の北海道でスタート。二日間それぞれの都道府県内を回って改正反対を訴え、
隣県につなぐ。二十五日、都内で全体集会を開く。

高教組の松田委員長は衆議院での改正法案採決について「与党の強行だ。こ
のままでは国民のための教育から国のための教育に変わる。これから参議院
に舞台が移るが、意志を固めて阻止しよう」と気勢を上げた。