『毎日新聞』岡山版2005年11月18日付 教育基本法改正:改正に抗議、岡山で市民団体が街頭活動 県内の市民団体などで組織する「有事法制・海外派兵に反対し、憲法を守る共 同行動連絡会」(矢山有作代表)の会員約10人が17日、教育基本法改正に抗 議し、岡山市駅前町1の岡山電気軌道・岡山駅前停留所近くで街頭演説やビラ 配りをした。 元社会党衆院議員の矢山代表は「教育基本法は、第二次世界大戦の加害者に も被害者にもなった我々が戦中や戦前の国のあり方を反省し、憲法と一体のもの として生まれた。教育基本法の改定は憲法改定の第一歩だ」とアピール。同法改 正案については「個人を尊重し人格の完成を目指すものから、国のために喜んで 死ねる国民をつくるものに変えようとしている」と批判した。 改正案は16日、与党単独で可決され衆院を通過。17日に野党欠席のまま参院 での審議が始まっている。【石川勝義】 |