時事通信配信記事 2006年11月6日付

教基法で与党を批判=民主・鳩山、共産・市田両氏


 民主党の鳩山由紀夫幹事長は6日午後の講演で、与党が教育基本法改正案の
衆院特別委員会での採決を10日に行うよう提案したことについて、「時間だから採
決という発想は全くおかしい」と批判。その上で、「新しい問題が起きて、(政府は)
それに全く対応できていない」と述べ、いじめ自殺や高校必修科目の履修漏れに
関する質疑を続けるよう求めた。

 共産党の市田忠義書記局長も6日午後の記者会見で、与党の提案について「言
語道断で絶対に認めるわけにはいかない」と語った。