TBSニュース 2006年10月20日付

教基法改正反対、国会内で弁護士ら集会


 先の国会で継続審議となった教育基本法改正案が来週から審議入りする見通
しですが、国会では、改正反対に向けて、弁護士らが集会を開くなどの動きが
始まりました。

 教育基本法改正に反対する弁護士らが主催した集会では、出席した社民党の
保阪展人議員が、「新たに安倍政権となったので、一から仕切り直して論戦に
臨みたい」と、改正案に反対する姿勢を改めて示しました。

 一方、共産党の志位委員長は、会見の中で相次ぐいじめ自殺に言及し、「政
府はいじめをなくすよう教育現場に数値目標を押しつけているが、これが、い
じめの実態が表に出てこない原因になっている」と述べ、上からの管理をさら
に強める教育基本法の改正は、いじめ問題の解決にも逆行するものだ、と批判
しました。