『朝日新聞』2006年9月29日付

広島など2国立大が「やや遅れ」 文科省が業績評価公表


 文部科学省は29日、国立大学の業務実績に関する評価結果を公表した。運
営、財務など4項目を5段階で評価するもので、広島大と政策研究大学院大の
2大学が運営面で2年連続、下から2番目の「やや遅れている」との評価だっ
た。最低ランクと評価された大学はなかった。

 04年春の法人化に伴い、各大学は各事業年度ごとに、自ら立てた計画の進
捗(しんちょく)状況について国立大学法人評価委員会から評価を受けること
になった。2回目の今回、広島大は経営協議会の審議が不十分、政策研究大学
院大は定員割れが改善されていないと指摘された。