共同通信配信記事 2006年9月23日付

教育基本法改正、野党共闘で早期実現を阻止・社民党党首


 社民党の福島瑞穂党首は23日、那覇市で記者会見し、自民党の安倍晋三新総
裁が早期実現を目指す教育基本法改正について「野党の党首会談を呼び掛け、
共闘を強め廃案に追い込みたい」と阻止する考えを示した。

 改憲手続きを定める国民投票法案については「自民、公明、民主3党で(成
立に)突っ走らないよう民主党に働き掛けたい。自民党にも憲法改正すべきで
ないと考える人もおり(連携を)働き掛けたい」と述べた。

 また、11月の沖縄県知事選に関連し「憲法の行方、国政に大きく影響を与え
る。勝利して、来年の参院選につなげたい」と強調した。