『しんぶん赤旗』2006年9月5日付

教育基本法改悪に反対
来月14日に大集会
成功目指し実行委員会 地域から運動を
東京・明治公園


 「10・14教育基本法改悪反対大集会in東京」の第一回実行委員会が四日
夜、東京都内で開かれ、十月十四日昼に東京・明治公園で五万人規模で開くこ
とを確認しました。二十三団体、二十八地域組織から七十五人が参加しました。

 先の国会で継続審議となった教基法改悪案について、安倍晋三官房長官が総
裁選後の臨時国会での成立に最優先で取り組むと表明するなど、秋の国会の重
大焦点となっています。

 東京都教職員組合の中山伸委員長があいさつし、「教育基本法改悪反対の一
点で大きく共同を広げ、改悪案の廃案を必ず勝ちとろう。地域から宣伝や署名、
学習、国会議員への要請などを大いにすすめよう」と訴えました。

 参加者十四人がフロアから発言。全教の東森英男書記長は、臨時国会のはじ
めに集会が開かれることを指摘し、「決定的にインパクトをもつ。集会成功へ
全力をあげる」と表明しました。

 東京自治労連の高瀬良子副委員長は「教基法改悪の狙いを語っていくことが
大事です。大集会は大きな結節点といえます。地域で組合員を軸に宣伝、対話
をすすめたい」と語りました。

 「10・14大集会」の実行委員会は都教組、東京地評、新婦人都本部、東
京教育連絡会の四団体で構成しています。