『読売新聞』2006年8月30日付

国立大の07年度定員9万6278人、13年連続減少


 文部科学省は30日、2007年度の国立大の入学定員(予定)を発表した。

 大学の学部定員は少子化の影響で今年度より115人減の9万6278人と
なり、13年連続で減少した。

 大学院は、修士、博士課程など合わせて5万6400人で、今年度比496
人増。修士課程の定員が569人増加した一方で、博士課程は51年ぶりに減
少に転じ、118人減となった。

 文科省によると、ここ数年、大学院で学ぶ社会人が増え、社会人向けの大学
の夜間コースの定員を減らし、大学院に振り返る大学が増えているという。