『日本経済新聞』2006年8月25日付

臨時国会「9月22日召集」で調整、新首相選出へ


 政府・与党は25日、9月20日の自民党総裁選を受けて新首相を選出する臨時国
会を9月22日に召集する方向で調整に入った。同日中に新内閣が発足する見通し。
臨時国会では通常国会で継続審議となった教育基本法改正案などを審議する予
定で、会期は12月上旬までの70―80日程度が有力だ。

 小泉純一郎首相は24日に安倍晋三官房長官と会談し、11月1日に期限が切れる
テロ対策特別措置法を1年間延長する方針を確認した。同法はインド洋でテロ掃
討作戦にあたる米艦船などに海上自衛隊が給油するもので、10月中の成立には
臨時国会の早期召集が必要との認識で一致した。