『毎日新聞』山形版 2006年8月11日付 山形大:見積もり入札に変更 「経費削減や透明性を確保」−−来月から /山形 山形大学は10日、随意契約方式で決めていた物品の購入などを「見積競争 方式(仮称)」に改めると発表した。 医療機器納入を巡る談合事件で入札のあり方が問題になったばかりだが、同 大では「改定はコスト削減や透明性確保のためで、事件とは関係ない」と説明 している。 新たな方式は、購入予定がある物品について、学内の事務所やホームページ を使って公示。送付された業者の見積もり書の中で、最も安価な金額を提出し た業者に決定する。 業者が偏りがちになる随意契約の問題を解消でき、一般競争入札の場合と比 べても事務手続きや時間短縮につながるという。対象は予定価格160万円以 上500万円未満の物品購入や製造請負など。 9月1日から実施する。【釣田祐喜】 |