共同通信配信記事 2006年6月15日付

教基法改正案を継続審議 衆院特別委、民主対案も


 衆院教育基本法特別委員会は15日午前、終盤国会の重要法案だった政府提
出の同法改正案と、民主党対案の両案を継続審議とすることを与党、民主党の
賛成多数で決定した。教育基本法改正をめぐる審議は次期国会で仕切り直しと
なる。

 与党は秋に想定される臨時国会での改正案成立に向け、14日の特別委理事
懇談会で、国会閉会中に自民、公明、民主の3党による協議会を設置して修正
協議を行うことを提案したが、民主党は拒否した。

 特別委の審議は5月24日から始まり、今月8日の最終質疑まで合計10回
の委員会を開催。参考人質疑も実施するなど審議時間は50時間近くに及んだ。