『京都新聞』2006年6月12日付

教育基本法改正案の廃案求める
京都母親連絡会がアピール


 京都母親連絡会(中尾牧会長)などは12日、国会で審議が続く教育基本法
改正案の廃案を求めるアピールを発表した。

 呼びかけ人は、中尾会長や京都民主婦人連合会の伊藤啓子会長、京都教職員
組合女性部の秦保恵部長ら女性9人。アピールでは、現行の教育基本法に問題
があるのではなく、法の定める教育の目的が実現されてこなかったことが問題
とし、改正案は「愛国心の強制、学校や家庭教育への介入などによって国家が
国民を支配し自由を奪うことにつながる」としている。