共同通信配信記事 2006年6月1日付

首相、文科相答弁食い違い 教基法再改正めぐり


 小泉純一郎首相は1日午前、衆院教育基本法特別委員会で、政府の同法改正
案について「数十年先を見越したものであった方が良い」と述べ、今後数十年
間は再改正する必要のない内容にすべきだとの認識を示した。

 一方、小坂憲次文部科学相は「憲法改正ができるような情勢になり、憲法に
沿って改正すべき点が生じれば、その時点で改正する必要が生じるかもしれな
い」と述べ、再改正の可能性に言及し、首相答弁との食い違いをみせた。

 民主党の鳩山由紀夫氏への答弁。