『毎日新聞』2006年5月27日付

<教育法学会>政府の法案廃案に 国家統制の危険性訴え


 教育学者らでつくる「日本教育法学会」は27日、政府が今国会に提出して
いる教育基本法案について「現行法を全く異質な新法に置き換えるものだ」と
し、廃案を求める緊急声明を出すことを決めた。声明文は「自主的な人格形成
の営みを保障している現行法を、国家による教育統制を正当化するものに転換
させている」と指摘。