時事通信配信記事 2006年5月23日付

教基法の対案提出=47都道府県で公聴会も−民主


 民主党は23日夕、政府が提出した教育基本法改正案への対案となる「日本国
教育基本法案」を衆院に提出した。前文に「日本を愛する心を涵養(かんよ
う)」することを明記。また、宗教教育についても「宗教的感性の涵養」を盛
り込んでいる。24日の衆院教育基本法特別委員会で趣旨説明を行う。

 鳩山由紀夫幹事長は法案提出後、党本部で記者会見し、特別委での審議につ
いて「時間をかけて国民的な議論を呼ぶことが肝要だ。47都道府県で、それぞ
れ地方公聴会を開く必要がある」との考えを示した。