『毎日新聞』2006年5月18日付

教育基本法改正:県内大学関係者も反対アピール発表 /愛知


 県内の大学関係者が17日、国会で審議中の教育基本法改正案に反対する緊
急アピールを発表した。森川恭巌(やすたか)・元名古屋自由学院短大(現・
名古屋芸術大短期大学部)学長や佐々木享・名古屋大名誉教授ら6人の連名で、
「教育基本法は、戦争への道を踏み固めた戦前の教育の反省に基づいて制定さ
れた。(政府は)基本法を改悪し、平和憲法を支える教育の力を圧殺しようと
している」などと訴えている。

 21日には名古屋市中区の市民会館で中嶋哲彦・名古屋大教授(教育法学)
を講師に、午後6時半から集会を開く。参加は無料。問い合わせは森川氏(電
話052・721・8041)へ。【武本光政】