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共同通信配信記事 2006年4月20日付

教育法改正提出は4月中 自民参院は継続審議要請


 自民党の村田吉隆国対筆頭副委員長は20日午前の記者会見で、教育基本法
改正案について「今月末には、党内手続きを経て国会提出の可能性がある」と
述べた。同党国対関係者は「月内の改正案提出にめどがついた」と指摘した。

 村田氏は集中的に審議を進めるため、特別委員会の設置を念頭に「会期延長
がない条件の中で、スピーディーにできる方法を検討したい」と強調した。

 しかし、慎重審議を求める自民党の矢野哲朗参院国対委員長は同日午前、首
相官邸で安倍晋三官房長官と会談、「重要法案でも継続審議(のケース)はあ
る。(今国会に法案を提出した上で)継続審議をお願いしたい」と求めるなど、
衆参の認識の差が露呈した。