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『読売新聞』中部版 2006年4月4日付

名大に学内保育園開園


 名古屋大学(平野眞一学長)は3日、名古屋市千種区の東山キャンパス内に
「こすもす保育園」を開園した。同大で働く教職員や、留学生らの子どもを受
け入れる。学内に教職員向けの保育所を設置する国公立大学は、東海3県では
初という。

 保育室は床暖房、調理室はオール電化で火を使わず、安全面に配慮した。ま
た、園の様子の映像を、構内情報通信網(LAN)を通して、保護者が見るこ
とができるようにする予定だ。開園時間は原則、休日を除く月曜から土曜日の
午前7時半〜午後9時。このうち、7時間半か9時間半の保育を選択でき、大
学の多様な勤務体系に対応した。定員は、生後57日からの未就学児計30人。

 同日行われた開園式で、平野学長は「名大の魅力の一つとなり、子育てしな
がら研究、働きたいという優秀な教職員を集める一助にしたい」と話していた。