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『北國新聞』2006年4月1日付

県と金沢市から外部委員 金大、経営協議会に 広報、就職、学生募集を強化


 金大は三十一日、四月一日付の人事を発表した。経営協議会の学外委員に石
川県から杉 本勇寿副知事、金沢市から石原多賀子教育長の二人を新たに任命し、
地元自治体とのパイ プを強化する。また、二〇〇八(平成二十)年度から現行
の八学部を三学域に再編統合す ることから、各学部ごとにある事務部も三つに
再編し、業務の効率化、スリム化を図る。 広報戦略、就職支援、学生募集には
専門の室を設置、学外の人材を室長に登用する。

 学長補佐には法人化した大学の重要課題となる学生募集、ハラスメント防止
の担当ポス トを新たに設け、生田省悟法学部教授、横山壽一経済学部教授をそ
れぞれ任命した。産官 学連携の重要性が増すとして学長特別補佐のポストも新
設、三月末で学長補佐を退職した 村上清一氏が就任する。

 七学部事務部の再編は、文、法、経済、教育学部の事務部を「角間北地区事
務部」とし 、理、工、薬学部、大学院自然科学研究科の事務部を「角間南地区
事務部」、医学部とが ん研究所の事務部を「宝町地区事務部」とする。これに
より、総務部や財務部など本部事 務局所属の七部と三地区事務部による「事務
局十部体制」となる。

 本部事務局に広報戦略、就職支援、学生募集の各室を設けることで、本部の
戦略的な企 画立案機能を強化する。各室長については現在選考を進めている。