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『読売新聞』2006年3月29日付

公務員採用、一律3割削減…07年度から4年連続で


 政府は29日、国家公務員を2006年度から5年間で5%純減するため、
07年度から4年間連続で全省庁の新規採用者数を一律3割削減する方針を固
めた。「国家公務員の配置転換、採用抑制等の枠組み」に明記し、31日の行
政改革推進本部(本部長・小泉首相)で正式決定する。

 政府から民間企業への大量の転職が難しく、専門的な技術、資格が必要とな
る海上保安官や検疫官などは対象外とするため、公務員純減の目標達成には、
新規採用の大幅削減が必要だと判断した。

 人事院によると、04年度の全省庁の一般職の新規採用者数は約9300人。