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共同通信配信記事 2006年3月27日付

首相、会期延長考えず/行革推進法案成立に全力


 小泉純一郎首相は27日の自民党役員会で、2006年度予算成立後の政治
課題に関し「引き続き行革推進法案などの成立に協力してほしい。国会の会期
延長は全く考えていない」と述べ、同法案の成立に最優先で取り組む考えを強
調した。

 武部勤幹事長も役員会後の記者会見で「簡素で効率的な小さな政府を目指す
のが小泉改革の柱で、この内容が盛り込まれた行革推進法案の成立が一番重要
だ」と強調した。

 武部氏は医療制度改革関連法案の成立に力を注ぐ方針を示すとともに、教育
基本法改正案について「成立を確実にしたい」と述べた。

 憲法改正手続きを定めた国民投票法案は「自民、公明、民主3党を中心に是
非成立を期したい」と表明。防衛庁の省昇格については「防衛施設庁の談合防
止策が大前提であり、一つの課題だ」と述べるにとどめた。