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『日本経済新聞』2006年3月27日付

総務省、統計センターの役割検討へ研究会


 総務省は27日、所管する独立行政法人統計センターの役割や業務の在り方を
検討する研究会を立ち上げると発表した。同センターが担う製表や集計業務の
課題を検討。市場化テストや民間開放の活用方策を探り、統計制度を改革する。

 29日に初会合を開き、6月にも報告をまとめる。昨年12月の政府の規制改革・
民間開放推進会議(議長・宮内義彦オリックス会長)の答申を踏まえた措置。
同省は13日には、同省が持つ統計調査業務自体の市場化テスト・民間開放を検
討する研究会も設置済みで、統計分野全体の見直しを進めている。