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| 共同通信配信記事 2006年3月23日付 行革推進法案審議入り 首相、改革総仕上げ狙う 小泉純一郎首相が推進してきた改革路線の総仕上げに向け、与党が今国会の 最重要法案と位置付ける「行政改革推進法案」などの趣旨説明が２３日午後の 衆院本会議で行われ、審議入りした。 法案は昨年末に閣議決定した行政改革の重要方針に沿って、今後の行革の方 向性を定めた基本法案。国家公務員の５％以上純減や政府系金融機関改革、特 別会計の見直しなど重点５項目の改革工程や数値目標が盛り込まれている。 ９月退陣を明言している首相は、法案審議を通じ改革続行の姿勢をアピール して求心力を維持、「ポスト小泉」にも改革路線継承を課す考え。 与党は２００６年度予算の成立を待って、４月上旬に衆院行政改革特別委員 会で審議を始め、早期の衆院通過を目指す。これに対し野党側は「数字合わせ の内容が目立つ」（民主党幹部）などと批判を強めており、十分な審議時間を 求めて論戦を挑む構えだ。 |