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『日本経済新聞』2006年3月17日付

公務員純減へ首相主導の本部設置・配置転換進める


 政府の行政減量・効率化有識者会議(座長・飯田亮セコム最高顧問)は16日、国
家公務員数を5年間で5%以上純減する目標の達成に向け、「国家公務員雇用調整本
部」を新設する方針を決めた。小泉純一郎首相をトップに据え、各省間の配置転換
や採用抑制を官邸主導で断行する構え。「首相の威光」を突破口に各省の抵抗を封
じ込め、具体案の策定作業を加速する。

 有識者会議は6月に今後5年間の全体計画を取りまとめる予定。それを受けて、首
相と安倍晋三官房長官ら関係閣僚による雇用調整本部を立ち上げ、計画の着実な実
施を目指す。