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北日本放送ニュース 2006年3月17日付

県立大学、短大部を廃止再編計画


 富山県立大学の運営協議会が17日開かれ、短期大学部に唯一残る環境システム
工学科を4年制にして短大部を廃止する再編計画案が示されました。

 今後、大学と県で協議を進めます。

 県立大学の運営協議会では、全国的に短大が減少傾向にあり4年制の大学志向が
高まっているとして、大学側が短期大学部の環境システム工学科を4年制として、
(仮称)環境デザイン工学科を新設する案が示されました。

 この学科では土木工学を基礎に水の循環や生態系などの教育・研究を行い、将来
的には大学院を設置したいとしています。

 県立大学では来月に大規模な学科の再編を行い、生物工学科とロボット研究など
を行う知能デザイン工学科を新設し、短大部の生物資源工学科を廃止することにし
ています。

 これにより短大部は環境システム工学科だけとなるため、大学では、効率的な運
営を進めるためにも短大部を廃止したい考えです。

 今後は再編案を元に県と大学が協議します