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給与システムの勝手な変更は許されない

he-forum 各位       3/17/06

        山形大学職員組合書記長 品川敦紀

ある国立大学で、給与構造の見直しの団体交渉が行われているさなか、給与のコンピュー
ターシステムの新制度への移行作業が信仰していることを理由に、大学側が強行しようと
しているそうです。

この問題は、一昨年の寒冷地手当の改定の交渉の際にも、問題になったことです。私たち
の組合は、今回の改定について給与システムの変更を理由としないよう申し入れてはいま
すが、大学側はどのように対応しているかは判りません。

しかしながら、すくなくとも組合なり過半数代表が、大幅賃下げ改定に反対を表明してる
なら、それらとの協議により、改定が延期になる場合は十分考えられます。そのことを斟
酌せず、勝手に大学側がコンピュータシステムを変更し、「今更元に戻せない」等という
理由で、なし崩し的に改定を強行するなどと言うことは断じて許されるものではありませ
ん。

大学側としては、事前の準備が必要としても、両方の場合を想定し、どちらでも運用でき
る体制を確保しておくことが当然の見識というものです。

私たちは、仮に大学側がそのような対応に出れば、無理でも何でも元のシステムへの復帰
を求め、断固闘いたいと考えています。元のシステムへの復帰がダメなら、手計算でやっ
ていただくしか有りません。

その結果、給料日に、給料が耳をそろえて支払えなければ、賃金不払いとして労基署に告
発することも考えています。