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『日刊工業新聞』2006年3月3日付

名古屋大学、教育・研究活動の基盤整備で基金を設立

 【名古屋】名古屋大学は長期的な視点で教育、研究活動の基盤を整えるため、
企業などからの寄付による「名古屋大学基金」を3月中に設立する。研究施設
の整備や、外国の大学との交流、産学連携活動、社会貢献活動の支援などを行
い、研究活動の活発化につなげる。 寄付の目標総額は200億円。 土地や建
物などの寄付も受け付ける。

 同基金は09年5月に創立70周年を迎えるにあたっての記念事業の一環。
基金の代表は平野眞一総長が務める。

 寄付金の広報、募集活動は「名古屋大学基金支援会」(豊田章一郎会長=ト
ヨタ自動車名誉会長)が行う。 企業、団体、個人から1口1万円で受け付け、
20口以上の寄付者のネームプレートを同大の豊田講堂に掲示する。