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『デーリー東北新聞』2006年2月24日付

岩手大と久慈市相互協定 地域活性化へ連携


 岩手大学と久慈市の相互友好協力協定書調印式が二十二日、同市役所で行わ
れ、産学官連携や地域活性化に共同で取り組む決意をアピールした。

 同大学は、二〇〇一年から岩手県内の自治体と同協定書を交わし、久慈市は
十番目。

 協定書では産業振興、生涯学習、学校教育、環境創造に関する対応について
協力し合うことなどが明記されている。

 久慈市は今年四月から同大学地域連携推進センターに、職員を研究員として
派遣する。

 市役所特別会議室で行われた調印式では、平山健一学長と山内隆文市長が協
定書に署名した。

 平山学長は「地域資源をどう役立てるか。成果が市民の満足を得られるよう
にしたい」とあいさつ。山内市長は「協定書の中身を実現するため市も全力を
傾注する」と述べた。