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『山陽新聞』2006年2月21日付

岡山大が産学官連携機構 組織を集約06年度開設 外部資金獲得目指す


 岡山大は2006年度から、学内の産学連携窓口や知的財産本部などを集約
した「研究推進・産学官連携機構」を開設する。04年度の法人化以降、大学
運営の効率化が求められる中、組織をより充実させることで、特許取得や企業
との共同研究を推進、外部資金の獲得を目指す。

 同機構は研究推進、産学官連携、知的財産、社会連携の4本部で、稲葉英男
副学長を機構長に、専任教員、事務職員約25人で構成する。研究推進本部は、
国の科学研究費など外部資金獲得のための戦略を練ったり、教員らの起業化を
支援。産学官連携は、研究と産業界のニーズを結びつけ、共同研究などを推進
する。知的財産は埋もれがちな研究成果を発掘し特許化につなげ、社会連携は
地域住民・組織や企業からの相談窓口となる。