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共同通信配信記事 2006年2月9日付

「簡素で効率的政府」明記 政府の行革推進法案


 政府は9日、今国会に提出する「行政改革推進法案」の概要をまとめた。
「簡素で効率的な政府を実現する」との基本理念を明記。公務員総人件費削減
や特別会計改革、政府系金融機関の統廃合などを重点項目に挙げ、進ちょく状
況をチェックする行政改革推進本部(仮称)を設置するとしている。

 政府系金融機関のうち、取り扱いが未定の国際協力銀行について「海外経済
協力に関する検討会」の結論を法案に盛り込んだ上で、3月10日に国会提出
する方針だ。

 法案概要は、昨年末に決定した「行政改革の重要方針」を踏襲。基本理念に
は(1)政府事業は可能な限り民間に委ねる(2)行政機構の合理化などで経
費を抑制する−ことも盛り込み、重点項目は独立行政法人の見直し、政府の資
産・債務改革を加えた計5分野とした。