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時事通信配信記事 2006年1月26日付

県立大法人化準備委が初会合=島根県


 島根県は26日、公立大学法人島根県立大学設立準備委員会(委員長・宇野
重昭島根県立大学長)の初会合を松江市内で開いた。2007年4月に予定さ
れている、県立大(浜田市)と県立女子短大(松江市)、県立看護短大(出雲
市)の統合・公立大学法人化に向けて設置された委員会で、澄田信義知事はあ
いさつで「(昨年策定の)県立大改革基本計画では法人化で透明性の高い運営
や民間経営手法の導入を目指している。計画実現のため具体的事項を審議いた
だきたい」と述べた。

 同委員会は、外部の有識者や現在の県立3大学の代表者ら9人の委員と3人
の顧問らで構成。07年3月まで10回程度開催し、公立大学法人化に向けた
事務局体制や入学定員、人事給与制度、中期目標などについて議論する予定。
この日は公立大学法人の定款案などが示された。

 県によると、県立大の法人化では現在の2短大を統合して短期大学部とした
上で、公立大学法人が県立大と短期大学部を運営する方式をとる。同法人の理
事長には宇野学長の就任が内定している。(了)