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『中国新聞』2006年1月18日付 広島大が奨学金制度 新年度から 広島大は十七日、来年度から成績優秀者に対する奨学制度導入を決めた。学 部一年生には奨学金二十万円を支給。二年以上の学部生と、博士課程後期三年 までの大学院生はそれぞれ、後期分授業料(現行二十六万七千九百円)を免除 する。対象は合わせて二百十人程度を予定している。 優秀な学生確保と、勉学意欲の向上につなげるのが目的。一昨年春の法人化 で予算編成の自由度が増し、導入を決めた。 学部一年生は入試の成績上位者が対象。各学科ごとに入学定員五十人につき 一人の割合で、全体で約五十人を選ぶ。学部二年生以上は前年度の成績で、大 学院生は論文や学会での評価などを基に、それぞれ約八十人を選考する。選考 基準は各部局で定めて公開する。 同大の学生総合支援センターは「学生の挑戦意欲をかきたてられれば」と期 待している。(岡田浩平) |