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『北海道新聞』2006年1月14日付

地元就職院生に奨学金制度創設


 【北見】北見工大は、修了後も地元に残り就職する大学院生に対する新しい
奨学金制度を創設する。地域の大学としての特徴を強めるのが目的。本年度中
に細かい制度を決め、二○○八年度の入学生から適用を始める。

 十三日に再選された常本秀幸学長が明らかにした。対象は大学院博士前期課
程の三人(他大学からの進学者も可)。修了後に北見市内の企業に就職し三年
間勤務することを条件に、月額最高四万円を支給する。資金は昨年十一月に地
元経済団体などが発足させた大学の後援組織「KITげんき会」の寄付金を充
てる。