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『四国新聞』2006年1月13日付

県立保健医療大運営諮問会議が初会合


 香川県立保健医療大学(原岡昭一学長)の運営などについて、学外の有識者
から意見を聞く諮問会議の初会合が十三日、香川県高松市牟礼町の同大で開か
れ、現状を取り巻く諸問題や将来のあるべき姿などを協議した。

 諮問会議は、地域に開かれた県立大学を目指そうと、各界の有識者七人に委
員を委嘱して昨年十月に設置。この日は委員六人と同大の関係者十五人が出席
した。

 会議では、原岡学長が「大学間競争の激化が想定される中、魅力ある学校に
しなければならない」とあいさつ。委員からは▽専門性を高めるためにも大学
院の設置を▽財政の自由度が少ないため、外部資金の受け入れ策が急務―など
の提言が寄せられた。

 委員の互選で会長に平川方久氏(香川県立中央病院長)を選任した。